第16回 名古屋CV・PRML勉強会が開催されました

こんばんは,名古屋のおさかなさんになって初めての記事です.

4月21日(土),今年度最初の名古屋CV・PRML勉強会が開催されました.
僕が幹事となって最初の勉強会でしたが,多くの方に参加をいただき,またいろいろな方のサポートもあって,個人的には非常に充実したイベントとなりました.

イベントページ: 第16回 名古屋CV・PRML勉強会 – PARTAKE
勉強会公式Twitterアカウント: @nagoyacv
勉強会Google Groups: 名古屋CV・PRML勉強会 – Google グループ
勉強会webページ: 名古屋CV・PRML勉強会

また,当日のツイートをまとめています.
第16回 名古屋CV・PRML勉強会ツイートまとめ – Togetter

今回はいろいろと節目であり,また初参加者の方が非常に多かったこともあって,今後の勉強会をどうしていけたらいいだろうというフリーディスカッションの時間を設けるという初の試みをしました.
この記事では,このときの議事録と,勉強会をはじめて主催しての感想をまとめたいと思います.

ディスカッション議事録

ディスカッションの進め方
  • 過去の名古屋CV勉強会で扱った内容
  • 他地域の勉強会の内容
  • 参加者層の確認
  • グループディスカッション(15分ほど)

    • 何をテーマにして欲しい?
    • どのような開催形式にしてほしい?
    • どんなコンセプトでテーマ選定をするか?
    • などなど
  • 発表
過去の名古屋CV勉強会で扱った内容

これはスライドそのままです.というかSlideshareにうpすればいいやんけ

  • 第1回:『テンプレートマッチング』

    • 最先端手法の紹介と,著名な手法の紹介
    • ACCV2010(アジアでのCV系トップ会議)の紹介
  • 第2回:『Kinect』

    • 基礎;原理や導入
    • 応用;人検出,Motion Capture,複数Kinect,VR
  • 第3回:『局所特徴量』

    • 関西との合同開催(場所は名古屋)
    • 参加者数ハンパなかった(60人くらいいた?)
    • 局所特徴量SIFT,SURF
    • Randomized Trees
  • 第4回:フリーな研究紹介

    • 超解像技術
    • 画像検索・分類技術
    • クラウド(Amazon EC2)でCV
  • 第5回:卒論

    • 藤吉研B4を中心とした卒論紹介
    • グラフ理論
    • 玉木先生による光散乱に関する講演
  • 第6回:コンピュータビジョン入門

    • “Computer Vision Algorithm and Applications”
    • 各研究分野のアプローチと応用の紹介
  • 第7回:画像処理プログラミング入門

    • OpenCV,MIST,Processing等の環境,Android
    • PRMUアルゴリズムコンテスト
    • 視点変換技術
  • 第8回:書籍『デジカメの画像処理』

    • 著者(オムロン・川出先生と藤吉先生)による講演
    • リアルタイム顔認識技術,物体追跡技術
    • 浩養園でビール(゚Д゚)ウマー
  • 第9回:『CVPR2011』

    • トップ会議CVPRの研究紹介
    • Kinectでのモーション検出技術とか
    • 単画像超解像とか…その他いろいろ
  • 第10回:フリーな研究紹介

    • 金融市場分析のためのパターン認識と機械学習
    • 画像ベースQAシステム
    • 物体認識のための転移学習
    • 複利型強化学習
  • 第11回:『コンピューテーショナルフォトグラフィ』

    • バイラテラルフィルタの応用
    • 光線空間について
  • 第12回:フリーな研究発表

    • 画像レジストレーションについて(玉木先生より)
    • 画像からの三次元合成
    • ICCV2011の報告
    • 組み込みSIMD命令による高速画像処理
  • 第13回:『PCL』

    • Point Cloud Libraryについて
    • OpenCVでPhotoshopのプラグインをつくろう!
  • 第14回:フリーな研究紹介

    • Kinect for Windows
    • AKB48認識 (顔の識別)
    • グローバルイルミネーション (CGでの光線追跡)
  • 第15回: ディスカッション大会

    • 関西の勉強会との合同
    • 開催は京都にて

今回の勉強会の参加者層

はじめに,どのような方たちにお集まりいただいたのかを皆さんに伺いました.

  • 所属

    • 企業の方:5人
    • 教員:10人
    • 博士課程学生:3人
    • 修士課程学生:19人
    • 学部生:16人

      • うち研究室配属されてる人(主にB4):13人
  • Computer Vision関係:20人以上
  • 名古屋CV勉強会には初参加:30人

    • そのうち他の勉強会(分野問わず)には行ったことがある人:4人
ディスカッションの発表の議事録

@miyabiartsさんに板書メモをしていただきました.お世話になりっぱなしやで…

以下,私の速記メモ.

グループ1
  • 実装と理論のリンクができるのって重要

    • 理解度として
    • モチベーションとして
  • 大物を呼びたい!
  • 周辺分野の人の話も聞きたい

    • 例えば,人間の視覚機能の話
グループ2
  • 個人で,これをもうちょっと知りたい,とかあれば,それを知ってる人に講義をしてもらおう
  • 学会等の参加報告
グループ3
  • 最新研究の紹介(CVPRとか)

    • 特に,一覧を見てるとほとんど必ずでてくるキーワードというのがあって,そこを中心に攻めるという方法
  • OpenCVの入門とか
  • 社会人から見たCV・PR

    • 実際の製品にどう組み込んでいくか,というような話があるとよさそう
グループ4
  • 初心者向けチュートリアル
  • どこかで発表された手法のサンプルを持ってきて,みんなでデモを動かしてみるとか
  • 企業にいくと技術はこういうふうに実装しているよという話も聞きたい
  • 最新研究の紹介
  • 交流的な側面をもたしたグループディスカッション
グループ5
  • 原理レベルのことを知りたい(「決定木の作り方」のようなかんじ)
  • TwitterAPIやOpenCLなどなら話せます
  • 勉強会を双方向にする
  • 学生が多いし,世渡り術を

    • 会社でのプレゼンテーション
    • 就活の体験談
グループ6
  • 名古屋だし,ITS関係の話はぜひ
  • GPGPU
グループ7
  • 聞く人のレベル差がやっぱりあって,
  • 予め話す内容のレベルがわかってるといいかも

    • 初心者・中級者・上級者くらいの粒度で
  • カテゴリというか対象者も予め分かってるといいかも
  • 初心者のための包括的サーベイとか
グループ8
  • いきなりテーマをふられるのはしんどいですww

    • 完全フリーダムというのはちょっとムリがあるかも
  • 勉強会全体としての難易度というのは月を追うごとに上がっていく,というのがいい
  • 専門の先生が多いので,それぞれの先生の指導する研究室と共同・合同での輪講とか
  • 大物を呼んでみよう!!
  • 輪読は1テーマを何人かで何回かにわけてやってく,とか
  • 自分の研究の紹介

    • そのドメイン全体を.基礎の指南(僕の研究を見るならこういった基礎知識・周辺知識を調べとくといいです,というような)をした上で

勉強会を主催しての反省・感想

  • テーマ決定がうまくいったのは,本当に幸運なこと

    • すべて玉木先生と藤吉先生のおかげです
  • というか,『主催者』と言いながら僕なにかしたっけw

    • テーマは「降ってきた」し
    • 場所取りとかの事務作業はしていただいたし
    • ustは研究室の先輩にお願いしたし
    • 進行はかなり助け舟いただいたし
    • いや,これはこれでいいと思うんだ!w
  • 初参加者の多さに驚いた
  • そして若い方が多かった

    • 1年前くらいは学部生といえば僕と,藤吉研(中部大)・橋本研(中京大)がほとんどでした
  • というか,そもそも参加者数がすごかった
  • この人数を今後どれだけ維持できるかは僕の人徳にかかってますね!(w
  • WiFi環境については今後考えていく必要がありますね…

    • 僕の手元の器材で,ひとまず用意できるかもしれません

      • WiMAXを持ってて,あとWiFiルータ持ってるので,それを通して
      • なので,重たいブラウジングはできないですけど数十人がtwitterをする程度なら…!
  • まぁ実際それは難しいよね><と言いたくなるような指摘があるかと思いきや.

    • 僕が気づかなかっただけでやろうと思えばすぐ実践できるような,そういったことがらばかりでした
    • もっと脳みそを柔軟に,そして視野を広く持たないとなぁと思った次第です
  • 全体の結果を見て,大まかな進め方としては悪くなかったんじゃないかなぁと思ってます

    • 勉強会の沿革とか紹介するべきと思ってたので…
  • 連絡手段の確保については今後も要検討課題

次回のこと,今後のこと

ディスカッションのことを踏まえて今後どうするかというのはまた皆さんと考えていきたいと思っています.
みなさんの参加意欲を掻き立てるようないろいろ.
すでに僕の中ではある程度の考えが沸き上がっていたりはしますけども,固定観念にとらわれずゆっくり考えていきましょう.

で,差し迫っては次回のこと.

個人的に思っているところでいうと,「卒論セッション」をできたらと思っています.
「CV最先端ガイド」シリーズを出してる「CVIM研究会」の第182回研究会が5月に中京大で開催され,毎年恒例の卒論セッションというのがあります.
で,次回の名古屋CV勉強会はちょうどその直前の土日になるので,発表者のリハーサルを兼ねて扱えないかと思っているところです.

また,やはりコンピュータビジョン初学者向けの内容というのは欲しいという声が多く,そういったテーマも考えています.

とこんなかんじで,僕の中では全く固まっていませんし,みなさんの意向を伺ってから遅くともGWの隙間のあたりには決める考えです.

懇親会

13人ほどで,鶴舞駅ガード下の串焼きのお店で.店員のおばちゃんが元気よくてアットホームでしたw
懇親会の場所は僕もこれからアンテナ張っておきたいと思います><;
あと懇親会参加者はやっぱ最初に募ったほうが能率的ですね.

二次会にも行きました.
名古屋の勉強会で二次会まで行ったのは初めてだったりして,すごくいろいろお話聞けていい体験でした.

大人数だったので,ビアガーデンで盛大にやる,というのも考えててよかったかも知れませんね.

スタンプラリー

名古屋CV勉強会ではIT勉強会スタンプラリーに参加しているのですが,今回興味をもっていただいた方は2名だけでしたw
他のIT勉強会と比べたときの特殊性は理解しているので,予想の範囲ですw
ただ僕自身はいろんなIT勉強会に行ったから今の自分があると強く思ってるので,学生さんとかぜひいろんなのに行ってほしいなぁ〜,とか…w

ただそれよりも,たぶんちょっと全体的に進行がドタバタしてしまったからという面もあると思いますので,そこはまた僕がしっかり考えていかなきゃいけないとこですね.

謝辞

今回はテーマ選定から運営,当日の進行に至るまでほんとに皆さんの助けを頂きっぱなしでした.
ディスカッションの実際の進め方はその場で藤吉先生に決めていただきましたし,@miyabiartsさんに細かな手助けをたくさんいただきました.
玉木先生は僕が路頭に迷ってるときに直にお声いただきました.

参加者の方にも感謝!
学生さんがすごく多くて,僕の把握してる範囲だけでも名大・名工大・名城大・中部大・中京大・愛工大・豊橋技科大・東北大(!)という.素晴らしいです,ほんとに.
うちのラボの後輩や学部時代の元同級生とかも参加してくれました!

みなさんがまた参加したいと思えるような勉強会にできたらと思っています!

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