Chainerで書いたニューラルネットの理論計算量を推定するchainer_computational_cost

海洋の生物量の推定をするときには、実際にある空間の種ごとの個体数を1匹1匹数えるわけにはいきません。そこで、水中に残った生物の細胞のDNAすなわち環境DNAの密度を手がかりにして推計をするのだそうです(バケツ一杯の水で海洋生物の量や種類を知る)。

Chainerで書いたNNとダミー入力があるとき、そのNNのforward passの理論的な計算量・メモリ転送量を計算するchainer_computational_costを作りました。
ChainerのFunction Hookをベースにしているため、NNの定義コードに手を入れる必要は一切ありません。

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